駅前に大きな木がある福用駅

◆駅前に大きな木がある福用駅

大井川鉄道には2度目の訪問となる筆者なのだが、前回訪れたとき（６年前）は、ここ福用～新金谷間が災害で代行バスが運行されていた時期だった。なのでここ福用駅が始発駅だったという記憶が未だに残っていてとても懐かしい感じだった。駅前の大きな木も当時のままだったし、駅の雰囲気も全く変わっていないようで、時が止まっているかのような錯覚に陥ってしまう。それはこの駅に限らず、大井川鉄道の各駅に共通するものなのだが。

ここ福用駅の駅舎は平成10年に建て替えられていて比較的新しい。大井川鉄道に多く存在する古い駅舎では無いのが少々残念ではあった。

おなかが空いたので駅前の大井川鉄道委託のコンビニ？で食料を調達しようと店に入るのだが、田舎の小さな店ゆえ、大手のコンビニのように品揃えが豊富ではない。食料は菓子パンぐらいしかないようだった。店のおばさんに、「この先千頭までにコンビニありますか？」と尋ねてみると「ありますよ」とやさしく教えてくれた。だが、聞くだけ聞いて何も買わないのは失礼なので菓子パンと野菜ジュースを買って朝食代わりにするのであった。